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2024年度 教科書・研究書カタログ

Books一般書・研究書

書籍紹介

文学に飽きた者表1

論集

文学に飽きた者は人生に飽きた者である
著者 鈴木章能・安藤 聡 編著
J. Hillis Miller・青山加奈・大木理恵子・小林 徹・佐藤 努・常名朗央・関戸冬彦・瀬上和典・田中浩司・鄧 犁・平沼公子・松本一裕・三井美穂・山木聖史 著 
特別寄稿/筒井正明
今,私たちが文学を読むということははたしてどういうことなのか。特別寄稿1本のほか16本の論考を集める,明治学院大学名誉教授筒井正明先生の喜寿記念論文集。
判型・頁数 四六判上製・320頁
定価 本体3,000円+税
ISBN 978-4-7553-0420-0
出版年月 2020年3月

[目次]

特別寄稿:文学を読むことの意味 筒井正明

1.いま私たちが文学を読んだり教えたりすることは好ましいことなのか J・ヒリス・ミラー(鈴木章能訳)

2.文学に飽きた者は人間に飽きた者である 鈴木章能

3.文学の意義――児童文学から考える 安藤 聡

4.文学の破壊力、そして… ――W. P. キンセラ「モカシン電報」を中心に 大木理恵子

5.ヴェトナム・ヴェテランの経験の行方と「対幻想」── ティム・オブライエン『イン・ザ・レイク・オブ・ザ・ウッズ』 松本一裕

6.祈りの場としての文学――チャールズ・ジョンソンの『ドリーマー』と公民権運動を「物語る」こと 平沼公子

7.カラー・ラインの暴力――トニ・モリスンの『神よその子を助けたまえ』 三井美穂

8. Arrival(Stories of Your Life )における言語と時間、そして交渉 山木聖史

9. ミハイル・バフチンの叙事詩と小説の比較に関する一考察――ジョン・ミルトン『失楽園』の小説的要素について 常名朗央

10.童話の空白を埋める『アダム・ビード』の世界 青山加奈

11.中国の郷土文学とその活力――魯迅から莫言、そして未来へ 鄧犁〔桑村テレサ〕(鈴木章能訳)

12.英語の教室でフィッツジェラルドの短編と長編を用いた四技能育成事例――文学教材と英語教育の融合のために 関戸冬彦

13.英語の授業で文学を読む意義――メルヴィルの短編小説をどう読むか 小林 徹

14.文学の必要性に関する一考察 田中浩司

15.文学とオルタナティブな自己について 瀬上和典

16.筒井正明先生とは何だったのか? 佐藤 努

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